公開日:2025年10月16日

【山口県】ひとつの会

社会福祉法人が地域の福祉拠点であるということ

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社会福祉法人は地域における公益的な取り組みを遂行するという使命がある。
地域に還元できることとして「専門職が地域で福祉活動ができる」それが社会福祉法人の強みであり、地域におけるsocialissueの解決に向けたactionとなる。当法人が運営している認知症カフェでは認知症の当事者、家族、地域が手を取り合い認知症を理解しお互いがお互いを支え合うことができるよう「拠点」となり毎月様々な企画している。

取組内容

  • 認知症カフェにて「ヤングケアラー講演会」を開催。 高校生の時若年性認知症と診断された母を実際に支えてきた娘さんに、ご講演いただきエピソードなどを交え、眠らずママを介護してきた軌跡をお話いただいた。 当日は、現地とzoomによるハイブリット開催としたこともあって、福祉を学ぶ高校生、大学生、専門学生、地域住民、福祉関係者、行政職員などが参加し総勢300名を超える方々が耳を傾けた。 参加した高校生は講演を聞いての振り返り授業などを学校で実施し、認知症を産業と学生、地域で深めていくきっかけとなった。

取組のきっかけ

認知症施策推進基本計画の基本理念の7つのなかにある「教育・雇用・地域づくりなどの総合的な連携」という項目に着目し、当法人ができることとして「認知症なってからも一人一人できること・やりたいことを実現し、住み慣れた地域で希望をもって暮らし続けることができる」ことへのactionを起こせるのは、専門職集団を有する社会福祉法人だとではないかと考え実践している。

取組を行った感想

「知りたい・話したい・地域の役に立ちたい・まだまだ活躍したい」そのような方々が地域には実は多くおられることを実感している。 専門職によるミニ講和に加え、地域の方々のお力をお借りして実施していくことこそ「地域福祉の一手」となり、地域ぐるみで認知症になっても住み慣れた地域で暮らしていくための手段となるのではないかと実感している。
対象
どなたでも
費用
無料
実施年度
令和2年から継続
連絡先・URL
https://hitotsunokai.jp/
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