私たちの地域で、移動スーパーが新規参入されることになりました。「自分の目で見て買い物をしたいけど行くことができない」という方が地域に多いことから、何かできることはないか検討しました。移動スーパーの主要事業者にも地域住民にとってもお互い有益な関係になることも踏まえつつ、まずは要支援認定等を受けているデイサービス利用者さまを対象に週一回来てもらうようにしました。
- 移動スーパーへの販売場所の提供
- 移動スーパー訪問時には音楽を鳴らして周知
- 屋根の下で販売するため、雨や雪の日でも安心して買い物ができるスペースを確保
- デイサービス利用者様にとっての介護予防、生活支援
取組のきっかけ
普段、私たちが当たり前に行う買い物では、社会のなかにおいて自分が自分らしくいられること、さらにはそうした自分が他者や社会から認められているという感覚をもつことができます。その感覚がいつまでも続くようにという思いから活動をはじめました。
取組を行ってみて
一つの移動スーパーからはじまり、現在はお弁当、お惣菜ものせた3社が移動販売に来てくれています。それ以外にも不定期でパン屋さんもやってきます。
デイサービスの利用者さまにとって買い物を行える場となりました。
今後、地域でこのような場を必要とするケースが出てきた場合には、今回の取組を参考にし、住民の皆さまが笑顔でいられるような環境をつくっていきたいと思います。