公開日:2024年04月11日

【京都府】宏量福祉会

DV被害者などの緊急一時保護を行う「シェルター みやこ」の取組

多様なニーズがある母子や女性の緊急一時保護を実施するため、施設外に「シェルターみやこ」を立ち上げました。制度にとらわれずDV被害者、犯罪被害者などを受け入れています。相談から一時保護、施設での受入れ、自立した生活までを一貫して対応しています。法人が運営する相談支援センター、母子支援施設、行政や弁護士事務所などが協力して一体的な見守り体制を築き、母子の安全確保と自立に向けて取り組んでいます。

取組内容

  • 虐待などから女性を守る「シェルターみやこ」 「ステップハウス みやこ」の取組
  • 京都市DV相談支援センターとしての取組。年間の相談件数は6,000件以上。
  • ひとり親サポートセンター「こもれび」の運営
  • フードドライブや近隣の支援者の協力による食品配布の取組
  • 学習支援など

最近の取組状況

近年、シェルターの利用者は特定妊婦の方が多く、虐待のリスクがあることが心配される場合もあります。その際は出産後、法人の母子支援施設で生活することができるので、継続的に母子を見守ることができます。夜間の見守り体制も整っているので安心して身を寄せていただけます。

取組を行ってみて

令和3 年には、DV 被害を受けている単身女性を一時保護する「ステップハウス みやこ」を開設しました。利用者と直接契約を結び、福祉制度の狭間にある課題を抱える方がたの受け入れ先となっています。法人がもつノウハウを地域で活用していくことが、地域貢献の近道だと思います。今後は、他法人とも連携して取組を進めていきたいと思っています。
対象
さまざまな問題をかかえる母子や女性
費用
実施年度
平成17年から
連絡先・URL
http://www.nogiku.gr.jp/
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