独居老人の孤独の解消と健康維持を目的とし、高齢者の見守りを兼ねた「ひとり暮らし高齢者等配食サービス」を行っています。法人職員の管理栄養士が、通常業務と並行して利用者が希望する平日に自宅へ昼食を届けています。食事を手渡す際に体調に異変がないか確認しながら、生活上の注意点などを案内しています。
- 地域に暮らす独居高齢者の方がたを対象に、平日の昼食を手渡しで配布
- ほかにも「地域ふれあいスペース」として冷暖房を完備した2部屋を無料で開放、群馬県ふくし総合相談支援事業「なんでも福祉相談」にも参加している
自分らしく 自由な生活を
精神科病院に勤務していた法人創設者が、精神に障がいがある方が、不自由な病棟に入院している姿を目にし、「自分らしく、自由な生活を送ることができないものか」と想ったことをきっかけに、社会福祉法人を設立しました。救護施設や特別養護老人ホーム、保育園などさまざまな社会福祉事業を立ち上げ、総合的なサービスに努めています。
地域が 一体となって
配食事業は、群馬県太田市で平成3年から太田市社会福祉協議会を中心に、地域の民生委員やボランティアによって運営されてきましたが、平成12年から法人がその一翼を担っています。現在は管理栄養士が配食を行い、食事の手渡し時に利用者の健康状態を確認し、水分補給や室温調整、食中毒などの注意喚起を行っています。