子どもを中心に、つながり、広がり 地域の未来をつくっていく 社会福祉法人 未知の会

地域全体で⼦どもを守り育てる取り組み

社会福祉法⼈ 未知の会は、保育や⼦育て⽀援を中⼼に、地域全体で⼦どもたちを守り、次世代へつなげる取り組みを⾏っています。障がい者⽀援や⺟⼦⽣活⽀援を通じ、すべての家庭に寄り添う福祉活動を展開しています。

インタビュー

環境教育をはじめとした、持続可能な社会を目指す活動について、理事長の野町文枝様にお聞きしました。

特徴

01

地域みんなが⼦育て

たくさんかわいがられた⼦どもたちへ

未知の会では、⼦どもたちが親や地域社会からたくさん愛されて育つことを⽬指しています。地域ボランティアや⾏政、学校と連携し、⼦育てを地域全体でサポート。⼦どもたちは、さまざまな⼤⼈と触れ合うことで、安⼼して成⻑していける環境が整えられています。

02

全中学校の生徒も参加

未来の⼦育て世代を育てる

未知の会では、地域の中学校と連携し、福祉体験を通じて、⽣徒たちが⼦育てや福祉に関する知識を学ぶ機会を提供しています。中学⽣たちは、地域の⾼齢者や障がい者との交流を通じて、次世代の⼦育て世代としての責任と意識を⾼めています。

03

障がい者施設との交流

多様性を学び、理解を深める

障がい者⽀援施設「ナザレの村」との農業体験交流を通じて、⼦どもたちは多様な価値観を学んでいます。共に育つことで、障がいを持つ⽅々への理解が深まり、互いを尊重するインクルージョン社会の基盤が築かれています。

04

⾷育

⾷を通じて健全な⼼と体を育てる

⾷育に⼒を⼊れている未知の会では、⼦どもたちが⾷事を通じて健全な⽣活習慣を学ぶ機会を提供しています。また協働しているナザレの村では農福連携事業として多様な作物の栽培に取り組んでおり、EM(有用微生物群)と炭、塩で農薬、肥料を使わないグラビトロン農法で体にいい作物を地域に届けることで地域貢献を目指しています。

05

現代的課題に向き合う

育児に不安を持つ親たちを⽀える

現代社会における課題として、小さい子どもと触れ合った経験がないまま親になるケースが増えていることが挙げられます。未知の会は、お父さん、お母さんが安⼼して⼦育てできるよう、地域や専⾨家と協⼒し、育児に関するサポートを提供しています。⼦育てに不安を抱える家庭にも寄り添い、未来への希望を育んでいます。

インタビュー

未知の会の歩みと未来への展望

野町文枝(理事長)

未知の会が現在の形に⾄るまでには、多くの試⾏錯誤がありました。創⽴当初は⼩規模な保育施設から始まりましたが、地域のニーズに応じて障がい者⽀援施設や⺟⼦⽣活⽀援など、事業を拡⼤してきました。その過程で、地域住⺠や⾏政、他の福祉団体との連携が重要な鍵を握っていました。

野町理事長は、設立から現在にいたるまでを以下のように語ります。
「最初からすべての事業を提供していたわけではなく、「あそこに行けば何とかなる。」と訪ねて来られた方と一緒に考え、共に悩んできました。その中でも障がいを持ったお子さんを抱えて来られた方々をほとんど受け入れてきました。その子どもたちとそのご家庭は、周りの子どもたちに大切なことを伝えてくれる神様から特別な役割をいただいた子どもたちだと信じてお預かりしました。養護学校高等部を卒業したその方たちの居場所が必要になって、ナザレの村が設立されました。そして今は、親なき後、様々な支援を受けながら地域でその人らしく暮らせるような地域を作っていきたいと思っています。地域の街角にこの方々の姿があれば、事件の起こらない、人にやさしいコミュニティーになるのではと思います。私たちは常に、地域の声に⽿を傾け、必要な⽀援を提供してきたつもりです。現在の姿があるのは、地域の協⼒があってこそです。」

また、未来の展望についても語っていただきました。「今後も⼦どもたちが安全に育つ環境を守り、さらに障がい者⽀援や⺟⼦⽣活⽀援にも⼒を⼊れていきたいです。特に、⼦育てに不安を抱える親たちを⽀える取り組みを強化していく予定です。地域全体で次世代を育て、より良い未来を築いていきたいと考えています。」

施設概要

法人名
社会福祉法⼈未知の会
所在地
⾹川県⾼松市春⽇町1287番地1
理事長
野町⽂枝
URL
https://kagawa-colorful.com/hoikusyo/h163/
https://kagawa-colorful.com/hoikusyo/h175/
事業内容
●⺟⼦⽣活⽀援施設
●幼保連携型認定こども園
●地域⼦育て⽀援拠点事案
●⼀時預かり事業
●放課後児童健全育成事業

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