町内在住のひとり暮らし高齢者（障がい者）の見守り事業として、配食サービスを行っています。一人ひとりのご自宅を訪問し、手作り弁当を手渡しながら、栄養状態の改善、安否確認を行うことが目的です。毎週１回の訪問、配達ですが、体調の確認や困りごとの相談なども行い、住み慣れた地域、自宅で安心して暮らせることをめざしています。
- 毎週火曜日の昼食時に、町内３つの施設の職員がエリアごとに訪問し、平均各10件程度のお弁当を配達、安否確認を実施している。
- 市町村社協は、毎週木曜日に実施しており、法人と合わせて週2回のお弁当の配達と安否確認を行っている。
取組のきっかけ
市町村社協の独居高齢者見守り事業において、地域での独居高齢者の増加など事業強化の必要性があり、町内の社会福祉法人に協力の依頼が来ました。
当法人としても、誰でも安心して生活出来る地域づくりの一環として、この事業に協力することになりました。
取組を行ってみて
同じ町内であっても、生活する地域によって、環境は大きく異なり、人との関りが希薄な場所もあります。事業開始当初は、お弁当のやり取りだけでしたが、繰り返して訪問することで、段々と馴染みの関係となり、笑顔での挨拶や会話も出来るようになりました。毎週、誰かが来てくれるという安心感はとても重要だと思います。
福祉サービスに該当しない方が対象であり、サービスにつながるとそちらへ移行するため、入れ替わりが多い面もありますが、それぞれ、生活や健康面に課題もある中で、皆さんとても前向きに生活している姿が印象的です。