子どもの発達に悩みを抱える保護者が集う勉強会「でこぼこクラブ」を開催しています。発達障がいがある子どもとのかかわり方について学び、児童精神科医が専門的なアドバイスを行っています。また、「ひとりからの会」では、教育関係者が、教育現場において発達障がいがある子どもたちとどう接していけばよいのか、障がいを正しく理解して、子どもたちとかかわっていくための勉強会を行っています。
- 3か月に1度、15名ほどで発達障がいがある子どもたちへの理解を促し、成長を支えるための学びの場「でこぼこクラブ」を運営
- 発達障がいがある子どもたちとかかわる教育関係者の勉強会「ひとりからの会」の開催
取組のきっかけ
子どの家庭支援センターに発達に遅れがあると思われる子どもについての相談が増えてきていたころ、自法人の施設でも同じ特徴の子どもたちがいることに気がつきました。施設職員と保護者が一緒に子どもたちとのかかわり方について学ぶきっかけづくりができる機会をつくりました。
取組を行ってみて
クラブの名称の“でこぼこ”は一人ひとりがさまざまな特徴があっていいんだよ、というメッセージが込められています。保護者、職員が専門的なアドバスを共有することで安心して子どもたちをサポートすることができていると思います。地域ぐるみで子どもの育ちを支えるよいまちづくりにつながっています。また、会に参加していた保護者のなかに教員がいたことから教育関係者の勉強会「ひとりからの会」も実施することになりました。